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2019-11-09

タオ(道)老子の哲学1

現実主義の傾向が強い中国人は、実際的な知識から離れないため、哲学、形而上学の形で表現するものは老子まで存在しなかった。論理的であることを求める西洋哲学の立場としては、それを認めることはあるまいが、老子は東洋における一つの...

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2019-11-01

タオ(道)老子の思想2 知識されに欲、欲望の否定

知識による欲望の肥大は、どのような結果を招くのか。相対差別の知識は、必然的に一つのものを二つに分け、対立と差別を生みだすが、それが人と人の争いを起こす本になる。知識は一つのものを二つに分けるが自らを善とし、他者を悪とする...

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2019-10-11

タオ(道)老子の思想1 知識の否定

老子の根本の立場は、いっさいの人為をなくして自然のままに生きることで、無為自然という言葉に象徴される。 では自然に反する人為とは何か。それは知識、学問、欲望、技術、道徳、法律など、いわゆる文明や文化と呼ばれるすべて...

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2019-09-06

タオ・老荘思想

「タオ」とは「道」のことで、中国ではdaoまたはtaoと表記される。このdao(タオ)は日本語に入って道(ドウ)と発音され、柔道、茶道、華道などに転用される。 英語圏ではTaoと書かれるとそれは「老子の教える道」と「道...

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2019-07-13

釈迦の教えと日本における仏教の乖離4(禅系)

禅とはサンスクリット語の「ジャーナ」を漢字に音訳した言葉である。ジャーナとは瞑想のことでありインドでは古くから宗教的修行の形として広く行われてきた。また、「禅」という字は示す編が付くように支那(中国)でも宗教的な意味を持...

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2019-07-03

釈迦の教えと日本における仏教の乖離3(日蓮系)

あらゆる組織(システム、体系)は、その他へ排他性を有している。国家、政党、企業といった社会的な組織にしろ、思想、イデオロギーなどの観念の体系にしろ、生物の体のような自然界のシステム体系にしても宿命的に備えている。宗教組織...

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2019-06-15

釈迦の教えと日本における仏教の乖離2(密教系、浄土系)

釈迦の死後100年頃、仏教教団において第二結集(仏教の経・論・律をまとめる編集会議)の後に大衆部(大乗)と上座部(小乗)の2つに分裂した。この二つは、大乗は衆生を救うこと(利他)を、小乗は自ら覚りを得ること(自利)という...

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2019-05-03

釈迦の教えと日本における伝統仏教の乖離1

釈迦の「覚り」や「真理」に迫ろうとしたとき、必ず突き当たる壁がある。それは日本にある伝統的な仏教を名乗る各宗派の教えの矛盾だ。 世界を代表するユダヤ教、キリスト教、イスラム教は一神教であり、これらの宗教が崇める神は同一...

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2019-04-17

釈迦は何を覚り、何を語ったか4(中道)

仏教では覚りに至る方法として「中道」が説かれる。 「村の長よ、出家したものは、二つの極端に親しみに近づいてはならない。その一つは、欲望の楽しみに耽(ふけ)ることであって、下劣、卑賤(ひせん)であって凡夫のするところであ...

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2019-03-30

釈迦は何を覚り、何を語ったか3(無我)

インドの伝統的なウパニシャッド哲学では、「梵我一如」(ぼんがいちにょ)の秘儀が説かれている。 梵(ブラフマン)とは大我(たいが)とも訳され、宇宙全体の究極的原理といったところである。我(アートマン)は文字通り我であり、...

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