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伝灯記

一言で瞑想と言ってみても3

実践ー覚りの道瞑想

2025-03-19  約642文字

西洋的な瞑想の思想としての代表は「自分探しの瞑想」アーノルド・ミンデルがある。副題が「ひとりで始めるプロセスワーク」である。第一章は「東洋の瞑想と西洋の心理学をつなぐ」である。西洋の思考パターンの流れが見えて面白い。しかし面白がってもいられない。明治以降の日本においても、今や世界のスタンダードな思考の型(スタイル)だからだ。

この本の中に「わたしは長い年月の間、さまざまな瞑想を断続的に実践してきましたが、本当にうまくやれたということは一度もありませんでした。私は半分冗談、半分悲しげに、『私は瞑想がうまくできない名人だよ。だって集中できなくて雑念ばかりが出てくる体験をこんなに続けてきたんだからね』と・・・」

一方、「禅仏教」上田閑照、副題「根源的人間」という本のなかでは「大切なことは、時間の長短にかかわらず、時と処をえらばず、たとえ15分、あるいは10分、5分であろうと必ず坐禅をするということである」「求めることがある限り、それが禅を求めることであっても、既にふみはずしてしまっている。ただ座る。『ただ』においては坐禅をすることも残らない。

以上は、同じ瞑想についてのそれぞれの見方である。目的を最初に設定し目的達成のために瞑想を活用し結果、実利を得たいという西洋的な思考と、なにかを得るためでなく、どこまでも人の心(精神)を中心とした一つの生命宇宙としすべての生き方のシーンそのものとして瞑想という型に入る東洋的な思想と、ほぼ真逆、180度違いがわかる。



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